電話番号を2つ持ちたい時に検討すること備忘録

スポンサーリンク


f:id:weviz7:20190120184053p:plain

 

 

電話番号を2つ持ちたい

 

ずっと電話番号を2つ持ちたいと考えていました

 

docomoガラケーでは「2 in 1」という1つの電話で電話番号をとメールアドレスを2つ持てるサービスをやっているのでそれに加入すれば済みます

しかしauソフトバンクdocomoスマートフォンではそのようなービスはやっていません(ソフトバンクは2014年で同様のサービスを終了しました)

僕は現在auユーザーですので、自力で何とかしなければなりません

 

電話番号を2つ持ちたい理由はいろんな考えがあると思いますが、大きく分けると以下の2つでしょうか

 

  • プライベートと仕事で電話番号を分けたい
  • 重要な電話とどうでもいい電話で電話番号を分けたい

 

僕も以前は「プライベートと仕事で電話番号を分けたい」と思い試行錯誤しました

 

boloblo.hatenablog.com

 

使用条件

 

使用する際の条件は以下

※1つ目の電話(SIM)をA、もう1つの電話(SIM)をBとする

 

  • Aはカケホーダイ
  • Bはデータ通信は無制限で通話は最安プラン
  • Aは仕事や外部で記入する電話専用にする
  • Bはプライベートの連絡専用にする(プライベートで連絡を取る人にはこちらの電話番号かLINEを教える)
  • なるべく単純にしたい

 

この条件を満たすようにプランを練ります

 

電話番号を2つ持つ方法①〜2台持ち〜

 

電話本体の2つ持ちです

 

 

この組み合わせがあります

それぞれ利点がありますが、一番良いのはガラケー×スマホ or タブレットだと思います

選択肢が幅広いからです

 

ガラケーの選択肢

ガラケーを電話専用にする場合カケホーダイに対応していればいいので

と通話ができればなんでもいいです

カメラ、データ通信、スケジュール管理、マップ、音楽などをスマホタブレット)に任せる場合

簡単ケータイや子供用携帯の方が使いやすくて良いです

僕は中古で買ったシニア向けの簡単ケータイを使ってました

 

スマホの選択肢

 

スマホの選択肢は機種ではなくキャリア(通信事業者)の選択が最も重要です

当然ながら2台持ちをしても費用は抑えたいので、MVNO格安SIM)になります

 

ですが、別の記事で書いた通りMVNOは癖があります

そこを気にしない人であればオススメです

 

2台持ちの料金の目安

 

僕はガラケーを通話メインにしてスマホのキャリアを2社使ってきました

 

1社目(auのみ)

 

auガラケー(カケホーダイ)×auスマホ(通話最安プラン)

 

この時はauガラケー(カケホーダイ)が約2,100円、auスマホ(通話最安プラン)が約8,000円掛かっていました

 

合計で10,000円超えていたので非常に支払いが厳しかったです

 

費用を抑えたいという理由ではなく単純に電話番号を2つ持って、かつ1つはカケホーダイ、1つはデータ通信無制限かつプライベートの電話受信を狙ったためです

 

しかしさすがに料金が高かったため、MNP(電話番号をそのままで他のキャリアと契約する仕組み)を使ってMVNO格安SIM)にしました

 

2社目(auMVNO

 

auガラケー(カケホーダイ)×格安SIMスマホ(音声通信とデータ通信)

 

auスマホからの電話番号を引き継ぐために格安SIMにはデータ通信だけでなく音声通信を付けました

 

この時はauガラケー(カケホーダイ)が約2,100円、格安SIM(音声通信とデータ通信)が約2,800円で5,000円を下回ってました

 

1回目(auのみ)は1ヶ月の支払いが10,000円を超えていたので、半分以下になったときは嬉しかったです

 

しかし前述のとおり別の記事で書いたように格安SIMとは相性が悪く、断念しました

 

2台持ちを辞めた理由

 

もう少しあとの話になりますが、結局2台持ちは辞めてしまいました

それは

 

  • ポケットがかさばってしまう
  • 料金が高くなる

 

という理由からです

 

ポケットがかさばるというのは男性特有の問題かもしれません

女性は常にバッグを持ち歩きそこに電話を入れている方が多いように思います

男性はあまりバッグは持ち歩かずできればズボンのポケットに電話と財布を入れるだけで出歩きたいという意見が多いのではないでしょうか

 

僕もそうなので、2台持ちをするとスボンのポケットが左右共にふさがってなんだか歩くとズンズンと重いのです

 

そしてauガラケー × auスマホの料金が高いのは当然ですが、料金が安くなる格安SIMと相性が悪かったのは痛手でした

 

そして次のプランを考えました

 

boloblo.hatenablog.com

 

電話番号を2つ持つ方法②〜IP電話

 

IP電話とはインターネット回線を通じて行う電話です

細かい仕組みは詳しくないですが、LINEの音声通信とだいたい同じ仕組みだと思っています

ただしLINEの音声通信は新しい電話番号が使えるわけではないので、僕の考えているものと異なります

 

新しく電話番号が使えるIP電話もあります

050plusとFusion IP Phone SMARTです

共に050から始まる新しい電話番号が使えます

 

IP電話電話も2社使いました

 

1社目【050 plus】

 

NTTコミュニケーションズのサービスです

月額324円(税込)で利用できます

IP電話同士なら通話料無料です

 

MVNO格安SIM)はOCNモバイルONEを使っていました

OCNモバイルONE契約者は050 plusの月額利用料が無料になったので試しに利用してみました

 

なのでこの時は

と3つ持っていました

試しに友人と通話をしてみたところ、少しノイズと音声の遅延が気になりましたが、日常的な利用に問題はありません

 

しかし050 plusも解約することになります

少し時系列がおかしくなりますが、ここで格安SIMとの相性の悪さに気付き2台持ちを辞め、auスマホ(データ通信+カケホーダイ)一本に戻しました

 

すると、OCNモバイルONE契約者ではなくなったので、050 plusの月額利用料324円が発生します

次に利用するFusion IP Phone SMARTは実は5年以上前に契約だけして寝かせてあったため

同じIP電話を2つも利用する必要はないということで050 plusは解約しました

 

 

2社目【Fusion IP Phone SMART】

 

Fusion IP Phone SMARTのメリットは月額利用料が無料であるところです

つまり登録すればすぐに利用できます

クレジットカード登録もキャリア決済も必要ありません

 

デメリットは通話品質が050 plusより少し下がるところです

あまり電話しないだろうと思ってFusion IP Phone SMARTから割り振られた電話番号を記載したお店と予想外に頻繁にやりとりする事となった時には

ノイズと音声の遅延で少し会話しづらいこともありました

声にザザッという音が重なり、双方の声が思っているより遅れて届くと、沈黙を無くそうとする人間の心理から無駄に話してしまって本当に伝えたいことを話せるまでに若干の時間を要しました

 

IP電話は050 plusとFusion IP Phone SMARTのどちらが良いのか

 

比較は単純です

 

  • 月額利用料324円(税込)を払って通話品質の良い050 plusを選ぶ
  • 月額利用料無料で通話品質は少し不安定なFusion IP Phone SMARTを選ぶ

 

通話品質に関して補足ですが、どちらのサービスも通常の電話回線を使った電話と比べれば通話品質が落ちますので、電話をする相手との距離感を考えて選ぶのが良いでしょう

(月額324円は安いから安心を買うために払っておくのもいいかという場合は050 plus、とりあえず電話番号を書かないといけないから電話番号が欲しいという場合はFusion IP Phone SMART、という基準で考えました)

 

boloblo.hatenablog.com

 

電話番号を2つ持つ方法③〜DSDS・DSDAスマートフォン

 

DSDSとは

 

「デュアルシム・デュアルスタンバイ(Dual SIM・Dual Standby)」の頭文字を取った通称です

通常1つのスマホには1つのSIMカードしか入りませんが、それを2つ入れることができる機種です

最大のメリットは大手キャリアの音声通信(カケホーダイ)のみのSIMと、MVNO格安SIM)のデータ通信のみのSIMの両方が入ること

つまりデータ通信料が異常に高い大手キャリアのデータ通信は使わずに格安SIMが利用でき、1台のスマホでカケホーダイとデータ通信が使え、さらに料金が大手キャリアのみの時より安くなります

デメリットは音声通信(カケホーダイ)とデータ通信が同時に利用できない事です

何かをダウンロードしていても電話がくればダウンロードが止まってしまいますし、電話しながらウェブで検索することができません

 

そのデメリットを取り去ったのがDSDAです

 

DSDAとは

 

DSDAとは「デュアルシム・デュアルアクティブ(Dual SIM・Dual Active)」の頭文字を取った通称です

 

DSDAは音声通信とデータ通信しが同時に行えます

前述のDSDSのデメリット(音声通信とデータ通信通信を同時にできない)を取り去りました

 

しかし、2018年3月現在、DSDA対応機種は日本で発売されておらず、海外ではZenfone 3がDSDAに対応したようです

 

今後はDSDAがメインになることが予測できるので、気になった方は随時検索してみてください

 

DSDS・DSDAは何が良いのか

 

電話番号を2つ持ちたいという目的を達成するにはとても便利です

2つSIMカードが入るので、1つを大手キャリアのカケホーダイのみのSIMカード、もう1つをMVNO格安SIM)よ音声付データ通信SIMカードにすれば

電話番号が2つ持て、かつデータ通信料は大手キャリアより安くなり、かつそれらが1台のスマホで済みます

 

使用条件の

 

  • Aの電話はカケホーダイ
  • Bの電話はデータ通信は無制限で通話は最安プラン
  • Aは仕事や外部で記入する電話専用にする
  • Bはプライベートの連絡専用にする(プライベートで連絡を取る人にはこちらの電話番号かLINEを教える)なるべく単純にしたい
  • なるべく単純にしたい

 

を全て満たせます

 

DSDSを使ってみた感想

 

結論から言うと、利用しなくなりました

僕が日常的に利用したい性能ではなかったからです

何度も繰り返しになりますが、別の記事で少し触れていますので、よければ目を通してください

端末の性能もありますし、格安SIMの宿命でもあります

もしかしたらMVNOも何社か使い、高性能の機種を使用すれば結果は変わったかもしれませんが

毎度毎度キャリアを変えるために最低利用期間使用して解約〜MNPのために数日以内に次のキャリアを契約という流れをやるのも大変です

今や通信は重要なインフラですので、ずっと不安定でいるわけにもいきません

なのでMVNOは利用しないことにしました

 

その結果として、DSDS機種も利用しなくなりました

 

boloblo.hatenablog.com

 

電話番号を2つ持ちたい時に検討する内容の結論

 

結論というか僕の現状ですが、auスマホ(データ通信+カケホーダイ)×IP電話(Fusion IP Phone SMART)に落ち着きました

 

ちなみに、試行錯誤しているうちに「プライベートと仕事で電話番号を分けたい」とは思わなくなり「重要な電話とどうでもいい電話で電話番号を分けたい」と考えるようになりました

 

これが営業職だったりお客様からの電話を携帯電話で受ける職種で、会社から携帯電話が支給されないなんてことになればプライベートと仕事で電話番号を分けたいと考えていたと思います

 

今後も良い方法があれば備忘録として記します

 

以上