【イラスト付き】心の病を一本の糸に例えたお話

スポンサーリンク


 

19/2/24 追記

※先日、偶然お坊さんのお話を伺う機会がありました。そこでお坊さんはこうお話されていました。

 

「日本語の「仏(ほとけ)」の語源は「ほどける」から来ているという説があります。日々絡まっている心をほどけること、それが仏の働きであり、その仏の言葉を聴くのが読経であります。俗世にいる我々は、仏の言葉を通じて、自分の中にある糸をほどいていくのです。」

 

偶然にも、この記事で扱っている内容と同じ話をしていました。私は無宗教ではありますが、このお話は合点がいきました。

 

以下では、私が心の病や生活と奮闘する中で気付いたことをイラスト付きでお話しています。

 

心の病を一本の糸に例えて整理したい

 

心の病は実は単純かもしれない、そう思っています。それを難しくしてるのは自分の生育歴、環境、自分の心…。「心の病を一本の糸に例えるとこうなるかな」という私の考えをお話します。

 

1. おぎゃぁと生まれたとき

 

生まれた時の自分の心をは、「綺麗な一本の糸」です。

 

 

f:id:weviz7:20190211142502p:plain

 

2. 学校での集団生活がはじまる小学生や中学生

 

多感になるこの頃から、糸が絡まり始める人が多いように感じます。

 

f:id:weviz7:20190211142619p:plain



3. 絡まったまま社会人へ…

 

絡まった糸は、なかなかほどくことができません。

 

f:id:weviz7:20190211142657p:plain

 

4.絡まった糸の末路

 

ごちゃごちゃに絡まった糸の隙間には、ゴミやホコリのようなものがくっついて薄汚れています。そこに、あなたが生来持っているエネルギーが加わります。糸にさらにパワーを与え、バチバチとエネルギーを放っています。

 

f:id:weviz7:20190211142824p:plain

心の病の種類

 

ここから心の病がやってきます。その中にもいくつか種類があるので、それぞれの心の状態をみてみましょう。

 

自律神経失調症

 

そのバチバチと音を立てている糸の塊は凄い大きくなっています。その状態は、あなたの戦闘モード、交感神経がオンになっている状態です。休息モードの副交感神経をいつオンにしていいかわからなくなります。

 

「いまはどんな状態なの?戦闘モードなの?休んでいいの?もうわからない!」

 

体がぽーっと熱っぽくなったりダルくなったりよくわからなくなってくる。この状態は自律神経失調症いえるかもしれません。

 

パニック障害

 

心がとても敏感になっていて、ちょっとしたことですぐに戦闘モードになります。急に大きくなりバチバチと音を立てはじめます。しかし、それに心も体もついていかない。興奮して、どこまでもドキドキし続ける気がする。

 

「あああ、敵はどこ?!敵は!!ああああ!くるなら…!ハァハァ…くるなら…ハァ…こい……!ハァハァ…!!!」

 

それがもしかしたらパニック障害かもしれません

 

うつ病

 

ごちゃごちゃになった糸は、ほつれて、もろくなって、ついにブチッと千切れました。

 

f:id:weviz7:20190211143026p:plain

これが、うつ病なのかもしれません。こうなってしまっては、もう入院など徹底した治療が必要かもしれません…

 

5. 糸を正常に戻すには

 

 

しかし、まだ千切れていない、破裂寸前のあなたのすべきことは、次の4つです。

 

  1. 糸を千切れさせない
  2. 塊にエネルギーを与えない(ボーッとする)
  3. 塊を掃除する(隙間のホコリ取り、糸を磨く)
  4. 糸の絡まりをほどく

f:id:weviz7:20190211143058p:plain

 

ところどころ堅結びになって取れないかもしれません。

 

しかし、以前よりはかなりスッキリしました。ほどけたその糸が、あなたの新しい心の形です。

 

f:id:weviz7:20190211143143p:plain

 

それ以降あなたのするのことは、定期的にチェックして絡まっているところをほぐすこと、定期的に掃除をすること。時々、自分をしっかり振り返って、心の掃除を続けてみて下さい。

 

あくまで私が感じたことですので、医学的に正しいものとは限りません。しかしながら、この記事が、心の病で悩んでいる人にとって少しでも良い気付きになれば良いなと思っています。

 

心が疲れた人は、無理をせず、まずはお医者さんに相談してみてくださいね。