「喉が乾いたと思ったら、遅い。乾く前に水分を摂ろう」
夏の間、熱中症についてよく耳にします
脱水症状を避けるために、さかんに謳われていますね
夏はコンビニの水のペットボトルがよく売り切れるのを目にします
それでも、疲労に関しては、何故かその意識が薄い気がします
「まだやれるよね?」
そんな風潮が、まだまだ根強い
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何か違うのでしょうか
部活中に熱中症で倒れて亡くなった高校生の部活顧問は、すぐさまニュースに取り上げられますが
過労やそれに基づく労働災害にあっては、なかなか大きな話題にはならないものです
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みんな同じ時間だけ、最低限働いてくれ
働かないなら、社会的な補償や地位は無いよ
お前ばっかり休んでて、他のやつへの示しがつかない
あなたがいなくたって、組織は回る
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もう、わけがわかりません
休めば嫌な顔をされ
それでいて、自分はいなくても組織は回る
でも、休むことは許されない
休まなければ続かない
続かなければ社会的な補償は受けられない
もう何回も失敗してきて、怖くて働きに出られない
家で不安に押し潰されそうになるのを誤魔化しながら
なんとなく笑って過ごしてみる
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喉が乾く前に水を飲むのと
疲れる前に休むのは何が違うのでしょうか
命を削りながら仕事に忠誠を尽くして
他人を罵倒しながら周りに自分と同じ力を求める人々
教えてください
教えてください