30歳直前の転職体験記〜退職編〜
このブログを開始したときは無職でした
仕事も辞めて何者でもなくなって特技もない金もない状況に陥ると「せめて世界の片隅にでも僕がいる事を残したい」と思うようになり
同時にあまりにも物忘れが過ぎてしまい「自分この1ヶ月なにかやったっけ」と虚無感に襲われるのでつけ始めたのがこのブログです
案外続いてて驚いてます
せっかくなのでたまに記事の中で退職して→転職活動→内定→働き出してからの感触までいろいろと触れていきたいと思います
今回は手始めに前職を退職したことについて触れます
退職した理由
- 30歳になる前に仕事を変えたかった
- 節目として踏ん切りをつけるには30歳という年齢は最適に思えた
- 今いる環境から抜け出したかった
- 職場に居づらかった
- 業種を変えてみたかった
こんな理由です
そして業種を変えてみたかったという希望は広い意味では変わりませんでした
隣接する業界(例えばユニクロからスーツの青山に移った感じ)ではありますが、やる仕事は大きくは変わりませんでした
今回は2回目の転職になりますが、1回目は職種も業種も全て変わったので、今回の代わり映えの無さには少しつまらなさを感じています
退職して何に苦労したか
数日は仕事をする必要がなくなり開放感に包まれていましたが
3日もするとやりたいことがあってもお金を気にするようになり考えていたようなバラ色の無職生活とは程遠いものになりました
タイトルにもあるとおり
生活費はタカをくくるな
一人暮らしの無色だったので家賃、水光熱費、通信費、食費、その他諸々が貯金から取り崩しになります
例えば、以下の生活とします
収入無し
- 貯金 100万円
支出 10万円/月
- 家賃 5万円
- 食費 3万円
- 通信費 1万円
- 水光熱費 1万円
「10ヶ月無職できんじゃん!」
と思ったら大間違いです
毎月きっちりと家計簿をつけている人ならいざ知らず
謎の出費が発生して想像以上に金が減ります
暇になると人間いろいろ思いつくもので
「転職活動のためにスマホを変えよう」
とか
「スーツ新調しちゃおう」
とか案外転職活動をネタに自分に甘くなりますから気をつけてください
(実家での転職活動はよくわかりませんが、家族からのプレッシャーはあると心得たほうがいいと思います)
後から詳しく書くつもりですが、転職活動は長引きます
やる気が出ないとか履歴書書かなきゃとかそんなんで平気で1ヶ月とか経っていきますから
時間感覚と金銭感覚だけはくれぐれも今まで以上に引き締めてください
特に一人暮らしの人は誰も引っ張ってくれる人がいませんからね
退職して転職活動か仕事を続けながら転職活動か
おそらく転職活動の最大の迷いどころだと思います
僕は転職活動を甘く見て
「集中してやればすぐ決まるだろ」
思っていたので退職してから転職活動を開始しましたが
そう簡単にはいきませんでした
そもそも今の環境の何かが嫌だから辞めるのに
何が嫌なのかきっちり把握もせず辞めたのであれば
現状が嫌な理由を見つけ出して→それ引っ掛からない業界探して→職種を探して→自分がそこで活躍できるのか求人票から把握して
と、この過程を踏まなければなりません
これを1週間そこそこでこなせるのであればあなたはとてもとても有能な人です
やる事がわかっていてそれに集中して本気を出せる人です
ただおそらくそこまでできる人はこの記事を見ていないでしょう…
何故なら有能な人は脇目をふらないからです
他にも同じような状況の人がいるんだとか何かに甘えていたいと思う人じゃないからです
なので自分は怠けそうだなと思う人はお金をたっぷり貯めてから転職活動を始めてください
お金が貯まらない人は働きながら転職活動をしてください
ただ例外で、いまの職場にいると精神的に潰れて再起が遅くなりそうという場合は別です
さっさと辞めて心を癒やして失業保険をもらいながら職業訓練に通って自信を付けつつ規則正しい生活を続けて下さい
退職は新しいスタート
短い人生を少しでも有意義なものにしたいと考える前向きな人たちを
いまの会社は何も考えず潰そうとしてる
ただの一人の従業員に成り下がって人生を無価値なものにすることほど恐ろしいことはありません
仮に今の職場ではつまはじきもので異端者だったとしても他の職場では違います
世界中に何万とある働き口のたった1つからそう言われているに過ぎません
あなたに合わない人がいれば合う人もいるように
合わない組織があれば合う組織があります
何故なら組織は同質のものが長時間集まるため、同じ価値観になりやすいです
組織が1つの思想を持ってしまったがゆえにあなたは何十人からもはじかれてしまったように感じているかもしれませんが
それは同質のものが集まる組織という性質の罠です
その組織だけであなたの価値が決まることは絶対にありません
生きていくつもりが少しでもあるなら
より良いところを目指しませんか