ソフトバンク川崎が引退!原因の自律神経失調症って?
ソフトバンクの川崎が引退を発表しました
端正な顔立ちで女性の人気を集め、ユーモラスな言動で国内外の男女問わず人気を集めたムードーメーカー
その川崎が「自律神経失調症」に倒れ引退を表明
"野球の事を考えたくない"というほど追い込まれた川崎
彼ほど明るくガッツのある野球選手が引退するほどの状態「自律神経失調症」とはなんだろうか?
自律神経とは
自律神経とは、簡単に言えば「自分でコントロールできない感覚をつかさどる」もの
例えば「リラックスしたい」と思ってもすぐにリラックスできるものではありません
人によって、アロマを炊いたり、瞑想したり、本を読んだり、そのやり方は様々です
しかし、排泄をしたり我慢したりするように自分でコントロールする、そういうものではありません
では自律神経失調症とは何でしょうか
自律神経失調症とは
自律神経失調症とは「自律神経が正常に働かない状態」です
われわれは常に自律神経が体の調整役になってくれることで日常生活を平和に送っています
それは例えば、心が穏やかであること、頭がスッキリしていること、などです
しかし自律神経失調症にかかると、常にイライラしたり気分が落ち込んだり、頭痛がしたり口が乾いたり、そういった体の不調が常に続きます
そしてそれらは病院に行って検査をしても体に大きな異常が認められません
ガンのような病気も、インフルエンザのようなウイルスの影響も見当たらない
見た目にもわからないし検査をしてもを内科的な症状がわからない、しかし常に体調が優れないという厄介な状態です
何で自律神経失調症になるの?
自律神経失調症になる原因として
- 過度なストレス
- 生活リズムの乱れ
- アレキシサイミア
などが挙げられます
1.過度なストレス
ストレスは様々な不調を引き起こすので今更説明するまでもありません
ストレスは、糖質、脂質、たんぱく質などを体のエネルギーにかえるビタミンB2という体内物質を破壊してしまいます
受けるストレスが多ければ多いほど予防の抗体と言われるlgA抗体が破壊され免疫力も下がり風邪などの症状が出やすくなります
2.生活リズムの乱れ
昼夜逆転になると、昼間に日光によって蓄えられたセロトニンが、夜にメラトニンに変わるというサイクルが乱れます
すると免疫力が下がったりガンが発生しやすくなったりと体への異常が報告されています
3.アレキシサイミア
アレキシサイミアとは、「自分の感情に気付きにくい」ことです
例えば心の底では「つらい」と思っていても、周囲の環境が自分を「明るい人」だとキャラクター設定をしてしまうと、責任感の強い人ならその役割を徹底的にこなそうとします
しかし、心の底と表面が違う動きをしているため、いずれ歪みがたまっていき崩壊してしまうのです
ソフトバンクの川崎はどこでも「ムードメーカー」でした
しかし人間いつも明るく笑っては周りを励ましてはいられません
自分がつらくなって励まして欲しいときだってあります
ですが、家庭の問題や職場の問題が重なれば、誰からも励まされることもなく、与えられた自分の役割を必死にこなす時があります
そしてその虚しさに時折強烈な虚しさを覚え、生きている意味を疑うようになることもあるでしょう
もしかしたらその役割こそが川崎を自律神経失調症へと追い込んだのかもしれません
川崎にはゆっくり休んでほしい
ソフトバンクしかり、シアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・カブスしかり
彼の所属したチームのチームメイトは、彼のキャラクターにどれだけ助けられたことか
野球とイチローをこよなく愛すあまり、それらとの距離を詰めすぎた愛のある漢の引退劇だったのかもしれません
川崎がゆっくり休んだのち、川崎の顔をまた少しでもみたいです
以上

まんがでわかる自律神経の整え方 「ゆっくり・にっこり・楽に」生きる方法
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